CEO Q&A
社長Q&A

頼れるパートナーとして

本日は入社を検討中の方に代わって、東豊精機の現在と未来、働き方などお尋ねします。

はい、よろしくお願いいたします。

現在の主力事業は「民生銃の部品製造」ですね。今後の見通しはいかがですか？

民生銃は日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米では大変歴史のある産業です。コロナ禍で密を避け、自然の中で行う狩りや射撃スポーツが人気を集めていることなども追い風に、今後も緩やかに成長を続ける市場と言われています。

取引先は海外の銃メーカーが主体と伺っています。金属加工の会社は海外にも多数ある中、日本の東豊精機が選ばれる理由は何でしょうか？

提案力を評価していただいているのではと考えています。猟銃やスポーツ銃のメーカーは毎年新モデルを発売します。新製品の企画において初期のアイディア段階から私たちも一緒に参加しています。

下請けではなくパートナー的な存在に近いでしょうか？

そうありたいです。金属加工のプロフェッショナルとして私たちの担当範囲では設計から品質管理まで安心してお任せいただきたい。そのために私たちは常に進化・成長し続けなければなりません。最新の技術や工程設計に精通し、顧客企業に常に最善の選択肢を提案できる存在を目指しています。

一人一人の気付きが会社を育てる

そのような方向性の中で従業員の方には何を期待されますか？

一緒に会社を作っていく。一緒に会社を育てていく。そんな意識を持って仕事に取り組んでいただきたいです。

完成した会社ではない。これからみんなで作っていく会社ということですね？

はい、東豊精機はまだまだ成長途上の会社です。仕事のやり方、仕組み化など未成熟な面が多々あります。現在の仕事のやり方を覚え、それをこなしていく中で「こうする方がもっとよいのでは？」など色々と気付きや改善点が見えてくる場面があるはずです。そんな時、改善策や新しいやり方の導入など、ぜひ積極的に提案してほしいです。

改善提案はある意味、現状の否定でもあります。勇気がいるのではないでしょうか？

その通りです。こんなことを言ってもいいのだろうか、言ったらニラまれないだろうか、と不安に感じることもあるでしょう。だからこそ全員に繰り返し伝えていきます。どんなに小さな提案も大歓迎しますと。勇気と自信を持って提案してください。職場の先輩や上司も、新しい提案を喜んで受け止める土壌を作り、先入観を持たず全員で前向きに考える風土を築いてください。誰もが失敗を恐れず果敢にチャレンジできる職場にしていきたいのです。

豊かな人生のために会社がある

一人一人のアイディアで会社をより良く変えていく。個人の成長と結び付きそうです。

会社のために従業員がいるのではなく、従業員が豊かな人生を生きるために会社は存在しなければならないと考えています。これまでご自身が努力してきたものを伸ばし、可能性を広げ、人間的に成長する場として会社を利用してほしいです。仲間と支え合い、喜び合い、東豊精機に来てよかったと実感してもらえたら嬉しいですね。

出産や育児、親の介護など、人生には色々な局面があります。そんな時の働き方はどうなりますか？

従業員の誰もが、経済的にも不安がなく人生設計できるよう福利厚生や制度を整備中です。子育て世代の従業員は実際多いので、勤務時間・仕事内容などライフステージに合わせて柔軟な働き方をしています。

最後に東豊精機という社名の由来を教えてください。

祖父が会社を創業した頃、岡山の東端に位置する当地はのどかな田園が広がっていたそうです。この地をもっと産業的にも豊かにしたいとの想いから「東豊精機」と名付けたそうです。
そして日本は世界の「東」に位置します。これからは世界を「豊か」にするために共にがんばりましょう。